4年連続4回目の出演。文京区白山のランドマークで、大変由緒と趣のある白山神社では、毎年6月に『文京あじさいまつり』が開催されます。約3,000株の多様なあじさいが、白山神社の境内から白山公園にかけて彩るこの季節、境内の駐車場には特設ステージが現れます。この特別なステージで開催される”紫陽花コンサート”は、地域の学校や地元サークルの方々が音楽やダンスなどを披露する場として毎年盛り上がります。今年も出演依頼をいただき、私たちbf Jazz Schoolも楽しく演奏してまいりました!
今年の出演は、おとなのジャズ研バンド、ヴォーカル、bf Under 20バンド、bf Jazz Orchestra総勢およそ30名です。2回目の出演時からこのような構成での出演が続いておりますが、4年連続出演皆勤賞の生徒さんも何名かいらっしゃいます。今年もおよそ2時間熱演を繰り広げました。
この祭りには最大の懸念事項があります。雨です。7日に発表された関東地方の梅雨入りは、まさに祭りのお膳立てと言えるでしょう。この日(9日)もかなり微妙な予報ではありましたので、参拝の客足もほどほどかと思っておりましたが、現地に着いて、この4年間でいちばんの賑わいに驚きました。ステージの周辺はまさに人だかり、す、すごい…。しかし、この賑わいの理由はすぐに判明しました。私たちの直前に出演していた東洋大学ダンスサークルの女の子たちが、K-POPのhコピーダンスで参拝客の足を留め視線を釘付けにしていたのです。これには、境内の紫陽花もさすがにタジタジだったことでしょう。
今ここにいるお客さんは、女子学生とともにいなくなるのでは…そんな不安も一瞬頭をよぎりましたが(笑)、心配無用でした。終始彼女らに負けないくらいたくさんの方が拍手と声援を送ってくださいました。中には、私たちの演奏時刻に合わせて足を運んでくださった方もいらっしゃったかと思います。みなさま、温かい拍手をありがとうございました。
今回出演していただいたbfの生徒さんは、まさにbfオールスターズです。実は、結局演奏の途中で雨が降り始めたのですが、まさにその時スタッフと講師全員が演奏の出番でステージにおり、天気の変化に対する裏での動きがままならない状況でした。そんな状況で、生徒さんたちだけで楽器や濡れてはいけないものを屋内へと運び込むなど、迅速で的確な対応をしていただいておりました。この出来事には本当に頭が下がる思いです。出演者のみなさま、演奏だけでなく準備や片付けも含めて、1日大変お世話になりましてありがとうございました。
また来年、一緒に楽しい時間を過ごせることを願っております。
文;竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)