10/27:『bf Special Live 2018』を開催いたしました!

10/27:『bf Special Live 2018』を開催いたしました!

bf Jazz Schoolのビッグイベントの1つ、bf Special Live 2018を開催いたしました。
気温がぐっと下がり、いよいよ秋本番といった今日この頃ですが、ライブ開催のこの日は夏日になる寸前まで暑くなりました。
そして、会場の文化シャッターBXホールでは、そんなお天気に負けない熱演が繰り広げられました。

 

今年のbf Special Liveに出演された生徒さんは、個人レッスンやアンサンブルクラスなどからコンボでの出演が23人、bf Jazz Orchestra(ビッグバンド)が12人です。
年々出演人数が増え、その規模は拡大の一途です。
いつもの調律師さんや音響スタッフさんには朝一から現場入りしていただき、ある程度準備が進んだところで生徒さんとサポートの先生方に集まっていただき、あれよあれよという間に開演。
休憩も程ほどにプログラムは進み、終わるころにはもう日が暮れていました…。
来年は昼の部・夜の部の二部制でしょうか?
再来年は2日間?…これでは東京ドーム開催も意外と遠くない未来に実現するかも知れませんね(笑)

 

出演される生徒さんは、きっとこの日のために不断の努力を続けてこられたことと思います。
そんなみなさんの本番前の緊張の姿は、千差万別でした。
じっと椅子に座って出番を待つ方、「緊張するー!」と素直に口に出す方、じっと楽譜を見つめる方、なるべく人がいないところに隠れて待っている方など、みなさんの普段と違う姿は、やはり今日のこの時間がその人の人生にとっての一大イベントなんだなと感じさせられました。
いざ演奏が始まると、集中して自分と向き合い、音楽を楽しんでおられる姿には、私たちスタッフもいろいろな思いがこみ上げてきました。
それでも、演奏している数分間はほんの一瞬。
演奏を終えて帰って来られるときの表情には、上手くいったんだなと思わせる方もいれば、失敗したなぁ…リベンジしたいなぁという方もいらっしゃいました。

 

bf Special Liveとは、一般的にいうところの発表会です。
つまり、教室に通う生徒さんが成果を発表する場なのですが、そこを敢えて”Live”と称しております。
その理由はお察しの通り、発表会といえども聴いている人が楽しめるイベントで在りたいからです。
私たちスタッフの主観ですが、今年のbf Special Liveは、”Live”として楽しめるものだったと自負しています。
それは、表面的には生徒さんの演奏スキルが向上しているからなのでしょう。
しかし、本当に凄いのは、アマチュアである生徒さんと、プロフェッショナルである先生方が、バンドとして1つになって、良い音楽を作り出していることです。
アマとプロは地続きである。
だからこそ、音楽は誰もが楽しめるものであり、美術や文学なども同様、芸術は全ての人のために存在するのです。
このライブで出演された生徒さんの演奏を聴いて、これから何かをがんばるエネルギーをたくさんいただきました。
そういう意味では、プロである先生方に負けていません。
素敵なライブを作っていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
またこれからも、たくさんの人を音楽で幸せにできるよう、共に歩んで参りましょう。

文:竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)

お問い合わせ先