おかげさまで、bf Jazz Schoolは、今年5月に創立10周年を迎えることができました。
その節目を記念したイベントを、5月13日(日)に、文京区西片・文化シヤッターBXホールにて開催いたしました。
あいにく午後から大雨に見舞われる悪天候の中、日頃お世話になっているたくさんの方々にお越しいただきましたことを、改めて深く御礼申し上げます。
10年前、今の田端校においてbf Jazz Schoolは歩み始めました。
落語界では「つばなれ」という言葉がありまして、お客さんの数をひとつ、ふたつ…ここのつと数え、十になると「つ」がなくなるという意味合いで使われているそうです。
今回のイベント会場のロビーでは、2009年の発表会の写真が映し出されましたが、そのときの客席の数は、やっとつばなれする程のもので、まさに、「芽を出した」という感じのスタートでした。
それが今となっては、このイベントだけで一体何人生徒さんが出演されたのか、数えるのがちょっと大変と感じるこの嬉しさを噛みしめています。
この日のライブ、1st Stageは大勢の生徒さん中心に熱演を繰り広げていただきました。
おとなのバンドもUnder -20のバンドも、本当に良い音楽を創り出していました。
スタッフのひとりがこのようにぼやいていたほどです。
「bfの生徒さんは上手すぎるから嫌になる…」
スクールの開校当初、先生は金子先生と八木先生の2人だけでした。
つばなれどころの話ではありませんね。
それが今や4校で40名を超える先生にレッスンをしていただくほどになりました。
本イベントに参加された先生は総勢26名。
多くの先生が後半の出番だったため、ちょうどビュッフェパーティーが始まるころに揃い始めたのですが、先生方がお揃いかどうかを確認するのにスタッフがパーティー会場を走り回る光景は、bfならではなのではないかと自負しております。
結局パーティー開始時に全員集合とはいかなかったのですが(笑)、
2nd Stageでの先生方の演奏は、もうワクワクが止まりませんでした。
これほどのミュージシャンが一堂に会すというのは、日本の中だけでジャズのオリンピックをしているようなものですから、 きっと生でお聴きになられた方には十分ご満足いただいたのではないでしょうか。
スクールの屋台骨を担っていただいている先生方の演奏、最高でした!
2008年に芽を出したbf Jazz Schoolは、10年という歳月で大きくなりました。
これからもっともっと大きくなるのだろうか…
10年後は本当に東京ドームでアニバーサリーイベントを開催することになるのか!
いや、そこまでいくと手におえないでしょう(笑)。
これからの10年がどのようになるのかはまだ分かりませんが、 ただただ変わらないのは、私たちがモットーとするのは、”楽しく学ぶジャズ”だということです。
10年という大きな節目をたくさんの方々と温かく迎えられましたこと、心から感謝申し上げます。
みなさまからいただいたエネルギーを源に、これからの10年でさらにジャズ楽しく学んでいただけるよう、
“JAZZ”をキーワードに笑顔の連鎖がどんどんつながっていきますよう、 bf Jazz School社員スタッフ一丸となって歩みを進めてまいります。
これからもよろしくお願い申し上げます。
文:竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)